まちなか居住推進会議に参加しました。
大学の先生の講演などを聞きながら、まちなか居住について考える良い機会でした。
「まちなか居住」という言葉が使われるようになって10年程度になると記憶しています。担当の頃、住宅政策の仕事に関わっていた時代は「都心居住」という概念で検討が始まっていました。
道でも、この都心居住と言う施策に注目し、公営住宅施策としてしても、郊外型の団地整備から市街地中心部での団地整備へ方向を転換し始めた時期でした。道営住宅でそうした発想の下で団地整備を検討した第1号は留萌市の団地であり、あのころは検討過程で、都市計画についてもずいぶんと議論をしたものでした。
その後、単に中心市街地の空き地に公営住宅を整備することがまちなか居住とされてきた時代があります。釧路市の駅横の団地などもその一つであり、まちなかに住宅を整備する意味が十分に施策として活かしきれないものとなっていました。
やはり、単に住宅をつくるだけでは、中心市街地の抱える多くの課題への施策としては不十分であり、住宅をベースとして中心市街地に何をもたらそうとしているのかという部分を検討する必要があります。
住生活基本計画を策定する際には、そうした「意味」にあたる部分の議論をずいぶんとしました。そんな中から道営住宅ではさまざまな取り組みを始めています。
今後のまちなかにおける公営住宅整備は、単なる住宅整備から、マチに対する政策的効果についても持ち合わせた、総合的な取り組みの一つとして検討されていくことが必要です。
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